「第1委員会 委員長野田実さん」
委員会及び他支部交流事業を振り返って
今年度、第1委員会の委員長を務めましたアンド栄光株式会社の野田実です。
コロナも収束に向かいコロナ前のようなリアル開催を中心に委員会が出来る環境が出来ました。
自分が委員長を任されるにあたって、おかしん経営塾の良い部分は、佐野支部長の活動方針でもある「交」ことだと考えておりました。その中で委員会場所は、各メンバーの会社で実施したいと思い、今回1年間通して委員会メンバーの協力もあり、会社訪問し委員会が出来たことは良かったと感じています。また、初めて訪問させてもらう会社も多数あり、やはり会社訪問し委員会を開催する意義を改めて感じました。
今回、合同委員会を第3委員会、第4委員会と2回開催させて頂きましたが、9月は懇親ゴルフに始まりグロースリンク税理士法人の鶴田氏による事業承継に関する講話を開催。11月には相澤建設㈱相澤氏の会社訪問と㈱壱吉コーポレーションの瀧氏によるDX関連の講話を開催させて頂きました。お二人とも非常に分かりやすく丁寧に説明して頂き、自社への活用や事業展開としても今後の委員会メンバーにとって学びの場となる貴重な時間となりました。
メイン事業である他支部交流事業では、色々な方に支えられて開催することが出来ました。
同事業を開催するに辺り事業内容や方向性をどのようにすべきか委員会内で協議し、議論してきましたが、最終的には岡崎で活躍されている先輩方の講演を聴き、それを他支部の方にも学んで頂きたいという想いが今回の事業開催に至りました。また新たな取り組みとして郷中会との共同開催になりましたが多くの方に出席して頂き非常に良かったと実感しています。
講演では、常日頃から様々な課題に直面し、その解決をどう乗り越えてきたのか、どのように考え、実践してきたのかを学ぶいい機会になったと実感しています。
今回講演頂いた三栄鶏卵㈱市川様、㈱フジケン牧様、太田油脂㈱太田様、㈱永田屋永田様には、講演に引き受けて頂き本当に感謝しております。
市川様には、塾生会活動を通して学んだことを講演して頂きましたが、その学びは全て経営に通じるものがあり、それを改めて教えて頂きました。また、人との出会いの重要性を改めて感じました。
牧様には、グローバル展開の難しさと意義を教えて頂きました。不動産業以外にも様々な事業を経営されておりますが、今回はグローバルでの交渉や立上げの難しさを教えて頂きつつ、将来に向けたビジョンがしっかり描かれており、学ぶべき所が多く感じました。
太田様には、親族経営ならではの講演内容となっており、塾生会メンバーの中にも親族経営されている方が多い中、今後の事業継承であったり、株式であったりと学ぶべき所が多かったと感じています。
永田様には、「己事究明」をテーマに講演頂きました。言葉の意義や感謝の気持ちを伝えること、その一瞬の時間を大事にする一期一会の大切さを改めて感じました。まずは己を磨き高めることを実践していきたいと思います。
今回委員長を1年間努められたのも、委員会や塾生会メンバーに支えられて乗り越えられたと改めて実感しております。そして、周りの人の支えがなければ事業を動かせないと感じました。今回の経験を活かして今後の人生に活かしていければと思っています。
1年間本当にありがとうございました。
「第2委員会 委員長大河原寛子さん」
事業について苦労したこと、影響を受けたこと
今年度、第2委員会の委員長を務めました株式会社イクス大河原寛子です。
私たちが担当した事業は、12月に開催された経営講演会です。この事業に携わるにあたり、私たち第2委員のメンバーだけでなく、塾生会のみなさんにとって価値のある学びにしたい。
そして会員同士の結束を深める「交わり」の場にしたいと考えていたので、忘年会を含めた事業内容を計画するまでに、第2委員のメンバーからたくさんの意見をもらって助けてもらいました。
事業を進めるために、1番苦労したのは「講師の選定」でした。
私たちが招きたい講師と、事業として承認をもらえる講師がイコールではなかったため、事前準備は、ほぼ講師の調整に終わりました。
次に頭を悩ませたのは、収支です。事前討議が十分にできなかったため、損益分岐点が不透明なままで走り始めなければなりませんでした。しかし、そんな中でも、第2委員会のメンバーは、どうしたら塾生会みんなのためになるかを1番に考えてくれました。それは、メンバー1人1人が、事業の目的を理解してくれたことや、学びに対する意識の高さがあったからだと思います。
「どうやったら参加者を集められるか?」、「だれに、何をお願いしたら計画がスムーズに進むか?」、「抑えられる費用はあるか?」、「そのためには、どんな働きかけが必要か?」など、委員会での活発な意見が相乗効果を生み、事業の成功に繋がったのだと思います。
今回の事業で、あの、ハロルド・ジョージ・メイ氏を講師に迎えることができたのは、第2委員会の素晴らしいメンバーのおかげなのです。
思い返すと、私が委員長の役を引き受けたのは「リーダーシップ」力を磨きたい一心でした。
私の思うリーダーは、表に立って、指示を出し、みんなを引っ張る力強いイメージでしたが、今回のことで、周囲に協力してもらって結果を出す「新しいリーダー像」を経験することができました。
そして、それは、私でも「リーダー」になれるという自信に繋がりました。リーダーはボスではなく、「最高の熱意を持つこと」「目的をもってゴールを見せること」「メンバーを信じ、みんなの心を動かす」ことだと知ることができたからです。私は、この学びを、自社でも活かし、周囲を巻き込んで結果を出し続けるリーダーになりたいと思います。
最後に、今回の事業では、第2委員会のメンバーのみならず、役員や理事の皆さんにも、自分事のように取組み、協力して頂きました。前段に挙げた収支についても、佐野支部長をはじめ、みなさんが声かけをしてくれたおかげで、岡崎信用金庫様のほか、他支部を含む50名という多くの方にご参加頂き、過不足なく無事に終えることができました。
また、講演会では、開始時刻を予定より早めるスケジュールとなりましたが、5分前には参加者全員に着座して頂き、みなさんが会の進行に協力的で、場を盛り上げてくれたと感じました。僭越ながら、会場が一体になったと感じたのは私だけではないと思います。
私は、この「交わり」を通して、岡崎信用金庫様、本部、他支部の方々と真の交流を深めることができたと思います。この価値ある体験を、今後の糧として社業に邁進したいと思います。
「第3委員会 委員長新実駿介さん」
他団体交流事業を振り返って
この度、他団体交流事業の担当委員長を致しました新実応接セット有限会社の新実駿介と申します。
委員長を経験させてくださった、おかしん経営塾塾生会をはじめ、たくさんのサポートして頂けた委員会メンバー、会員の皆様にはとても感謝しております。
私の人生の中で大小関わらず、グループの長を経験したことが一度もありませんでした。どちらかと言うと、サブやサポートが多い立ち回りで、正直言って自信はありませんでした。年少者の私がリーダーとしてどう動いていけばよいのか、に悩まされました。どうしたら良いかもわからない中で、周りを気にしてしまい、指示やお願い、物事を決めることができない状況でした。それにより、事業の運営を軌道に乗せるまで時間がかかり、皆様には苦労をかけさせてしまったことを反省しております。
「準備が8割」とおかしん経営塾内でよくお聞きします。まさに準備の大切さを痛感する事業でもございました。
各団体で運営方法が違えば、価値、プロセスも異なります。コラボに向けて岡崎で運営されている団体を候補に挙げて動いておりました。しかしながら、コラボを断念することが発生し、変更の数々で軌道修正が必要となりました。そのため、事業計画、予算、スケジュール、案内、呼びかけなど、たくさんの課題が後手に回り遅れてしまいました。
準備を早く行い、交渉をして、仮に断念になったとしても、プランをいくつか用意しておければ、スムーズに事業を展開できたのではと思います。その準備の大切さを途中で気付かされ、そこからは事業を成功させるために「やりきる」を精神に当日まで委員会内で綿密に打ち合わせをして、計画通りに準備をしました。すると、「やりきる」と決めた後から、手を差し伸べてくれる仲間や応援をして頂けることが増えました。そのおかげで、万全の状態で当日を迎えることができました。
準備をした甲斐もあり、トラブルもなく、他団体交流事業は、お互いの会のことを知れる良い機会を生み、たくさんの笑顔で溢れ、事業を楽しんで頂ける良い時間であったと確信しております。それもすべては準備や段取りのおかげと感じています。
準備の大切さに加え、自分自身の動き方で良くも悪くも周りを変えることができるし、過程や結果も変わるのだと気付かされました。リーダーとしてどう動くか、最初はどうしたら良いか迷いながら行動していましたが、「やりきる」という1本の柱ができ、信念ができたからこそ壁にはぶつかりましたが行動することができ、良い方向に向かって周りも巻き込んで事業を進められたのだと思います。決して、しゃべり方や性格を変える、カリスマ性を出そうとしてはいません。ただ、成功と事業を楽しんでもらうために当日まで信念をもって行動しただけです。そうゆうリーダーでも良いのだと学ぶことができました。
これらの経験や学び、そして交流を大切にして社業に生かすとともに、今後のおかしん経営塾の活動にも生かしていきたいと思います。
「第4委員会 委員長瀧美千代さん」
一年の活動と各事業を振り返って
今年度、第4委員会の委員長を務めました、株式会社壱吉コーポレーションの瀧美千代です。
今回初めて委員長を担当するにあたり、当初は不安でいっぱいだったことを覚えています。現実的な話で言うと、既に年間の業務やPJが埋まっている状態で果たして社業を行いつつ、この委員会業務を遂行できるのかという悩みがありました。お声かけ頂いた際にその分も考慮頂き、副支部長や副委員長の手厚いサポートがないと令和5年度の委員長業務は正直引き受けることは困難であったと考えています。
また、各会員が各事業の際に役割をかって出て頂いたり、スムーズに連携が取れたことも大変感謝しております。佐野支部長の活動方針でもある「交」をテーマにおいた令和5年度は正にそれらを感じる事が多い一年でした。他委員会の委員長達にも事業のサポートを頂いたことも有り難かったです。社業とは違う、こういった交流は正に学び多く、自分自身を俯瞰して見つめ直す良いきっかけを頂けたと思います。
さて、我々第4委員会が担当した事業は、7月のレクリエーション事業と3月に開催された卒業式・成果発表会です。この事業を推進していくのにあたり、今年度テーマでもある「交わり」をキーワードに、企画立案から、業社交渉、現地調査や予算組みなどトータルプランニングを皆の意見やアドバイスを参考に行いました。
細かい綿密な打ち合わせをしたつもりでも、と当日ならではの現場の急な対応や担当者不在もある中で、皆が意欲的に協力的に動いて頂き、責任を全うしようとした姿がとても印象的でした。
自分がもう少し臨機応変、かつスキルの高い委員長であれば、皆さんにもっと良い事業を作れたのではないかなと反省点も多々あります。
良いことも、課題も同時にみつけられるのがこの委員会活動の良さであり社業を離れたところでどう、自分たちが周りに貢献出来るかという気持ちを自然と持ちやすく、自発性が生まれやすいのも経営塾の良い点だなと感じております。これからの活動にも活かし、日々、成長できる糧にしていければと思います。