岡崎信用金庫
理事長
田中 秀明
平素は格別のお引き立てをいただき、厚く御礼申し上げます。
昨年の 3 月より新型コロナウイルスの感染が広がり、4 月に最初の緊急事態宣言が発出されてからすでに 1 年 5 か月が経過しました。感染は収まるどころか、東京オリンピック開催のさなかに第 5 波の襲来を受け、飲食・観光業界を中心に産業界には停滞感が、国民全体には閉塞感が広まっています。
このような状況下では、経営者にはいち早く対応する新たな取り組みが求められます。それには、弛まぬ日々の研鑽や学びの積み重ねが何より必要不可欠です。
今年度、塾生会では会員の皆さまに対して多くの「学びの場」が準備されております。経営に関わる勉強の場「経営セミナー」では、経営哲学のほか、コロナ禍で急速に進んだDX化やSDGsについて学び、経営に取り入れていくことを検討すべきだと思います。11 月に予定される福島県への研修旅行は、復興に取り組んでいる福島県を訪問し、現地視察や現地の人々との交流を通じて、たくさんの気づきや学びを得ることができると思います。さらには、塾生会の活動をより多くの方に発信できるよう、ホームページの開設も進めていると聞いております。こうした「学びの場」を通じて、会員の皆さまが切磋琢磨し、経営者としてさらに成長されることを願っています。
岡崎信用金庫も、お取引先をはじめ地域との共存共栄という創業の原点を大切にしながら、2024 年度の創業 100 周年を目指します。今後とも格別のご支援を賜りますようお願い申し上げます。